【伝説の幕開け!】オジーとランディ

みなさま、こんにちは。

いつの時代も、世代交代というのは課題だと思います。

今日は私が過去に知った中で、

とても印象的だった話をご紹介させてください。

伝説的バンドである『ブラック・サバス』の結成メンバーである、

オジ―・オズボーンさんは様々な事柄の末、1978年にバンドを脱退、

新たな音楽人生を歩み始めることになります。

そんなオジー・オズボーンさんですが、

自分で新たなバンドを結成するにあたり運命的な出会いをします。

当時、新しいバンドのオーディションを開催していたオジーさん、

1人の天才的な青年に出会うことになります。

その青年の名は、ランディー・ローズさん。

当時『クワイエット・ライオット』というバンドでギターを担当しつつ、

音楽学校でギターを教える日々を過ごしていました。

あの、(という表現が当てはまるスターの)オジー・オズボーンさんが、

独立後の新しいバンドのギタリストを探している、という情報があった際も、

ランディ・ローズさんは自分事とは考えていなかったようですが、

周囲の人やお母様からのアドバイスでオーディションを受けることになったそうです。

そんな経緯で受けることになった、オジー・オズボーンさんのオーディションですが、

実際のオーディションでは、オジー・オズボーンさんが待機する部屋で、

ランディ・ローズさんがそのオーディションの準備をしている最中に、

準備をしている最中の試しに弾いている最中とも、

楽器を抱えて部屋に入ってきた瞬間とも、

諸説色々と情報はありますが、とにもかくにも、

すぐに、一目でというようなタイミングで「合格」と決まったそうです。

オジーさんは当時すでに音楽業界、

とりわけハードロックシーンでは大スターでありましたが、

若手で無名のランディさんに対し、直立し経緯を持って握手をし、

新しいバンドのメンバーに迎えたと逸話が残っています。

そんなオジーさんの、直感的とも言えるオーディションで、

新しいオジーさんのバンドのメンバーとなったランディ・ローズさんですが、

その有り余る才能を発揮し、名曲を送り出していくことになります。

特に、『Mr.Crowley/ミスター・グローリー』、『Crazy Train/クレイジートレイン』は、

それぞれ最高に美しいギターソロと、キャッチ―なギターリフが特徴で、

万が一何かの縁でこの文章を読んでいただけた人で、

もし興味をもってくださった方がいたらぜひ、

Mr.Crowley/ミスター・グローリー』の後半のギターソロを聴いていただけたら嬉しいです。

ドラマチックで叙情的な旋律に驚かれると思います。

そんな、運命的な名コンビとなった、オジーさんとランディさんですが、

ランディさんが1982年、搭乗した小型飛行機の墜落により25歳で亡くなり、

それまでも、そしてそれからも、音楽シーンに名を残すであろう関係は、

オジー・オズボーンさんのソロ第一作、『ブリザード・オブ・オズ』のみとなってしまいます。

その後もオジーさんは、ランディさんとの出会いがあったからなのか、

既に音楽シーンで有名であったミュージシャンを引き抜くよりも、

無名であったミュージシャンを発掘する形で、その後のギタリストを決めていきます。

ランディさんの奏でたギターソロは、一見派手な印象のあるギタープレイにも関わらず、

叙情的なメロディラインとなっており、暑い季節にテンションをあげられるだけでなく、

肌寒い季節に哀愁を感じる、そんな音楽となっています。

興味を抱いていただき、試しにでも聴いていただけたら嬉しいです。

読んでいただきありがとうございます。

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