【耳に残るイントロ】ドリーム・オン
みなさま、こんにちは。
世の中には一度聴いたら忘れないような名曲のイントロが数多くありますが、
今回はエアロスミスの『ドリーム・オン/Dream On』を取り上げたいと思います。
エアロスミスは1973年にアメリカでデビューして以降、
アメリカの音楽シーンを代表するロックミュージシャンとして、
現在まで第一線で活躍し続けるバンドです。
そんなエアロスミスも、デビュー当時、
ローリング・ストーンズ(1963年デビュー)の真似と揶揄されたこともあったそうで、
デビューアルバムの『野獣生誕(原題:Aerosmith)』は当初酷評され、
商業的にも非常に苦戦し、レコード会社にも契約を打ち切られそうだったそうです。
そんななか、とあるラジオ番組で番組のパーソナリティが、
別な曲をかけようとして間違えてエアロスミスの『ドリーム・オン』をかけてしまったそうです。
そうすると、その曲を聴いたリスナーから、ラジオ局に問い合わせや、
リクエストが多数届くようになり、徐々にエアロスミスの存在が知られていったそうです。
また、その陰にはもちろん、ご本人達やマネージャーなど、
関係者たちの熱意や努力もあったそうです。
前述のラジオの件は、ラジオ局から公式にそういったことがあった、
という原文を確認したわけでもありませんし、
正直どこのラジオ局なのかもわかりません。
それでも、発売当時から何十年も経った現在、
例え誇張であったとしてもこの日本でもそういった逸話が知ることができ、
また、「この曲ならそんなことが起こるかも」そう思わせてくれる、
そんな力が『ドリーム・オン』という曲にはあります。
もしここまで読んでくださった方で、
まだ『ドリーム・オン』を聴いたことが一度もいない方がいたら、
最初の1分でもいいから、イントロだけでもいいからぜひ聴いてみてください。
そして、例えば夕暮れ時の広大な空の下、
この曲のイントロを、最高に気持ちが良い風とともに聴くことを想像してみてください。
なんて最高なんだろう!と思うかどうかは好みもあるかと思いますが、
非常にオススメしたい名曲です。
読んでいただきありがとうございました。